認可保育園の補助金とは

認可保育園の補助金で事業者様がもらえる種類には
認可保育園の工事にかかる「整備費」と、開業後の運営にかかる「運営費」の2つがあります、今回はそのお話です

【整備費】
整備費の中にも工事種別によって3種類に分けられます
建設・増設⇒保育所等整備交付
改修   ⇒保育所等改修費等支援事業・都市部における保育所への賃借料支援事業

保育所等整備交付金とは、認可保育園を建設または増設するときに交付される補助金であり
新たに認可保育園を設置するすべての法人が対象で工事費または工事請負費、工事事務費が対象経費となります。土地の買収や整地、職員宿舎などに係る費用は対象外です。

保育所等改修費等支援事業は、認可保育園を設置する賃貸物件を改修するときに交付される補助制度。
新たに認可保育園を設置するすべての法人が対象であり、既存建物を借り上げる「賃借料」と、保育に適した状態に整備する「改修費」が対象経費となります。

都市部における保育所への賃借料支援事業とは、地価の高い都市部において、賃借料の一部を補助する制度。
実際の建物賃料(敷金、礼金、共益費、管理費等は含まず)が、保育所委託費における賃借料加算(利用定員に応じた賃借料加算の単価に認可定員をかけた額)の3倍を超えるとき、建物賃料と賃借料加算額の差額の一部が補助されます。

建築の補助に関しても、運営の補助に関しても自治体によって額や申請の方法は違いますが、次年度の予算を決める際にどの程度の予算があるのか
予算の額も違いますので、公募の期間も短くスケジュールがタイトな場合は特に注意が必要になって参ります
ご注意くださいませ。





保育園のニュース

様々な事業者様、様々な特色のある保育園、様々な保育士さん
素晴らしい保育園が全国には沢山ございます
保育・介護の設計事務所で働くようになってから、携帯のニュースのおすすめ欄に保育関係のニュースがよく出てくるので
気になってネットで見ていても、最近はあまりいいニュースを見かけません

・園児に何様?と声をかけ太ももを叩いた
・給食を全部食べるまで2時間強要して吐いてしまった
・園児に暴言を吐く

知人にも保育士のお仕事をされている方は多くいらっしゃいますが、ほっこりする素敵なエピソードを毎回聞いておりますし、開園準備の際の保育士さん達の嬉しそうな顔を見てきました
悪いニュースが目立ちますがほとんどの保育園、保育士さん達は子供の成長を見守りながら大変なお仕事を毎日しております。
こういうニュースをもちろん出すのも大事なのですが
多くの方が悪いニュースしか見ていないのかと、いつも少し寂しい気持ちになります

現状国の最低基準では
0歳児3人、1・2歳児6人、3歳児20人、4・5歳児30人に対し、保育士1人を配置することになっていますが
国に対しもう一人増やす運動も名古屋で行われていました
待機児童問題に関しては国の政策もあり5年連続で最小を記録し、受け皿は出来上がりつつあるとは思いますが
その反面保育士さんが足りない状況になっていることも事実です


補助金や雇用条件、運営上の問題もあるのですぐには難しいかと思いますが
一人一人に目が届くように本気で考えて動いている保育士さんがいらっしゃる以上、国も問題解決を早急に行っていただき
保育園関係のいいニュースが流れる事を願いながらお仕事をしています。


言葉遣い、所作等。

仕事柄、様々な方とお会いすることが多いのですが、お会いしてお話をした時に時々ですが「?」と感じることがあります。

先日久しぶりに所謂「ため口」、友達同士で話すような口調というのでしょうか、そのような対応をされた方がいらっしゃいました。

いや、別に良いのです。「ため口」でも。

しかしながら、初対面でお会いした時にのっけから、否、最初から「ため口」というのは、大人同士のマナーとして如何なものでしょうか?

「貴方は私の友達ですか?」と言ってしまいそうになりました・・・。

年齢差があるとか、そんなことは関係ありません。私自身も私より年下の方だろうなと思うような方であっても、当然ながら敬語で接します。(もちろんその方とのコミュニケーションが深くなってくれば、時々大っぴらな話もします。)

どこかの企業のCMで「そこに愛はあるんか?」ではありませんが、「そこに敬意はあるんか?」というところに尽きるのではないでしょうか。

また、かなり稀ですが、いきなり身体と身体の距離が近いところで接してこられる方もいらっしゃいます。

パーソナルスペースに初対面で急に踏み込んでこられる方です。

だいぶ前に私自身が初対面の方からこれをされて、以後一言もその方と話すことができなかったことがあります。私の中で拒否反応が物凄く出てしまいました。(他に複数人がその場に居たので良かったのですがこれがその方と2人きりだったとしたら・・・。)。

なんて挙げてみましたが、私自身はどうなんだろうかと考えることがあります。

寧ろ反省が最近少しありました。(言葉遣いの面で)

年を取るごとに反省と改善と、そして時代に合わせて自身をアップデートしないといけませんね・・・。喝

~ 募集(公募)の背景 ~

こんにちわ。今年は朝夕と日中の寒暖差が激しいですね。 体調にはくれぐれも注意して日々生活しようと心掛けていく次第です。

さて、本日は国・各都道府県・各自治体からの施設整備の募集、「公募」について考えて参りたいと思います。

保育園、介護施設、障害者の方々の施設 等々、福祉施設には様々な施設があり、国や県、各自治体からの助成金(補助金)が絡む場合の新規施設整備は基本的には公募を行った上で各々の施設整備を行います。

私どももこのような「公募情報」は随時確認するのですが、たま~に「おや?」と思うような募集を目にすることがあります。

この「おや?」というのは、不信感に近い「おや?」になります。

「なぜこの時期に募集を掛けているのか?」「なぜこの規模の施設を整備するのに、募集期間はこんなに短いのか?」「この施設は今(ないし、この先)必要なのか?」・・・。

私どもにとっては、募集情報は当然大事なのですが、「おや?」という公募に関しては「探り」を入れます。

「探り」を入れる中で、その募集の背景が見えることもあれば見えないこともあります。

背景が見えるもので私どもが「納得できるもの」であれば、乗り気になります。一方で背景が見えないものや背景は見えるけど「何か腑に落ちない。」「それってどうなんだろう。」と感じるものは当然ながら口には付けません。

公募だけではありませんが、物事の背景をできる限り知ることは非常に大切かと思います。

抜かりなく本日も業務に励む次第です。

介護保険計画

介護・保育の事業者様と接する機会が多い中で、どちらの事業も各自治体が出す公募を細かく確認しながらご提案をさせていただいております
そんな中今回は介護事業者様、介護事業で土地活用を考えている地主様、地権者様に関係するお話です。

介護保険計画とは
介護保険事業計画は、介護保険法第117条に基づき、3年ごとに見直す必要があります。介護保険法と厚生労働大臣が定める基本指針に従って、市町村が策定します

介護保険事業計画の主な内容は主に4つあります

  • 各サービスごとの利用人数や給付額の実績・見込み
  • 各市町村が実施する要介護・要支援状態の予防及び要介護者等が地域において日常生活を営むことを支援するサービス(地域支援事業)の見込み
  • 各市町村の人口や世帯の状況、市民アンケート等
  • 各市町村の施策

各地域の現状と需要と供給のバランスを考えて適正値を決め、どの自治体にどんな施設が必要かを見極める大切な計画になっています。

先に説明させていただいた通り、3年ごとに見直す必要があり現在は介護保険計画8期となっております (令和3年度~5年度)
来年度から介護保険計画9期になることもあり、各自治体の介護施設の公募が多く出る可能性もある為、細かい確認が必要になります
ご興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。