老人ホームの建物調査診断

先日、とある老人ホーム様から、大規模修繕工事についてご相談をいただきました。

『どのような流れで進めたら良いのか?どのような工事がどこまで必要なのか?予算はどのくらいなのか?』という漠然としたところから、このご時世ですのでまずはWEB会議形式にて簡単に説明させていただきました。

その後、図面をお預かりし、実際に建物調査診断を行って参りました。

建物調査診断では、屋上防水、外壁塗装、鉄部塗装、シーリングなどの劣化状況を調査した上で、どのような修繕方法が適しているか、また修繕工事をどのタイミングで行うのが良いか、予算はどのくらい見込めばよいかを報告書にまとめて提示いたします。

ここでのポイントは、足場を建てなければできない工事と、それ以外を分けて考えることです。

例えば同じ外壁修繕工事でも、バルコニーが回っている足場不要な場所で、劣化もさほど進んでいなければ工事自体を先送りでき、その分予算を削減できることになるからです。

(施設の場合、専用使用部分であるマンションのバルコニーとは意味合いが異なりますので、マンションよりも予算に応じて調整しやすい部分です)

今回の調査診断では、外壁は築年数の割にはまだ良好な状態でしたが、写真のように上階の庇部分にクラックが見られました。地震などによる建物の揺れを、室外機付近にある目地で吸収することによってクラックの発生を防いでいるのですが、外壁に入れてある目地とバルコニーや庇の目地がズレているために、目地で吸収しきることができずにクラックが発生しています。

本来ならば新築の時に、ここまで考慮して目地の位置を決められるのが理想ですね。

大規模修繕工事は約15年に一度のことですので、このように「そのうちやらなきゃならないのは分かるけど、どのように進めていったらよいか?」という漠然とした気持ちでいらっしゃる方が多いと思いますが、ご連絡いただけましたらWEB会議などでも説明いたしますので、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

千葉県柏市 障がい者支援施設 竣工しました

本日5月10日、以前のブログ内でもご紹介しました千葉県柏市の障がい者のための支援施設が無事竣工、引渡しとなりました。

梅雨が始まったのでは?とも思える雨の日続きの中、とても気持ちのいい晴れの日となったのは天も祝福しているのだと思います(笑)

前回の時点では未施工だったスロープ上部の庇も完成してます。傾斜に合わせて二段となった庇のおかげでファサードがビシッと締まりました。

≪メインアプローチ≫写真左側は地域交流スペースとなっており、とても開放的です。
≪駐車場から続くスロープ≫傾斜に合わせて段々に緑化が施されています。

地域に開かれた施設として、周辺住民の方々をはじめ多くの人たちに愛される施設となることを祈念してます。

介護老人ホームの種類

福祉施設専門の設計会社として日々精進の毎日ですが、皆様は介護施設が何種類あるかご存じでしょうか?

公的施設として5種類・民間施設として6種類存在し、特徴も様々です。

公的施設は国や地方自治体などの公的な団体が運営しており、介護保険施設とも呼ばれています。

公的な施設なので、介護度の高い方や低所得者を支援することに重きを置いている点が特徴です。
メリット・・・民間施設よりも安い費用で利用できる点が挙げられます。

デメリット・・・人気が高いので入居待ちが長い点と民間施設と比べてレクリエーションなどのイベントや娯楽等が比較的少ない点です。

民間施設は、その名の通り民間企業が運営している施設です

メリット・・・ 民間企業が運営しているので公的施設よりもサービスが充実している点です

各施設で特色があるのでレクリエーションやイベントも多種多様なものが提供されています。

デメリット・・・サービスが充実しているのでQOLの高い生活を送ることができますが、公的施設よりも費用が高くなってしまう点です

ご家族の介護レベルの状況や予算、本人のご希望等もある中で最も条件の合う施設を探すことをお勧め致します。

若年家族層が集う街(所感)

私共の仕事の一つに、各自治体の公募情報を事前につかんでおくことがあります。

特に認可保育園の整備に関する公募情報は事前情報を常にキャッチしておかないといけない事項の1つです。そのような業務を行う中で、やはり若年層人口が多い自治体は保育事業者様の出店意欲は高いです。

「若年層人口(若年家族層)が多い自治体や街」にはどのような特色があるのか?を私なりに感じるところでは大きく4つあります。

1:名前を聞けば”あー、知ってる~”的な言わば「知られている」(ブランド化している)街/自治体

2:何かしらの理由で、最近の数年で分譲マンション/戸建住宅の建設ラッシュで急激に人口が伸びている街/自治体

3:有名無名問わず、江戸時代から宿場町等で既にある程度の人口が集っている街/自治体

4:数十年前から地元不動産/ゼネコン業者が自治体と共に計画地的に街づくり計画をして徐々に発展してきている街/自治体

さて、私個人的に不動産価値/住環境の観点から見て「今後も若い人が定着する可能性が高いのかな?」と思う順を上から挙げると…、
3⇒4⇒1⇒2という順になります。 

全ての地域に様々な事情があって住まう人たちがいると思いますので、理由は敢えて述べません。

ただし、これだけは言っておきたいです。

「住めば都」

これに尽きると思います。

沖縄 豊見城の保育園竣工

先月のことですが、沖縄県豊見城市で人気保育園の引き渡しをしてきました!

おそらく、市内では最後の保育園施設整備なのではないでしょうか… 少なくとも来年は無いと思います

整形地でしたが、敷地内の高低差や擁壁で色々と苦労した設計になりましたが、工事は順調に進み無事開園しました

次は、沖縄県内のどこの市で福祉施設の建築設計やるのか、楽しみです♬