介護の複合施設

まだ構想段階ですが、介護施設を複合的に造って、その中で色々な介護サービスを受けられるというものがあります

似たような構想は以前群馬県で計画したことあるのですが、土地の問題で前に進まずでした

今回は、以前ほど広い敷地ではないのですが、逆に現実味のあるスキームかな?と思います

昔に比べて、例えば特別養護老人ホームを作るときは、デイサービスとショートステイ併設とか、グループホームに小規模多機能つけたりとか、徐々に複合化しています

とはいえ、やはり広い敷地に別棟で、リハビリやクリニックなどがある方が開放的で利用者の方にも環境かなと感じます

まだどうなるか分からないですが、本当に出来たら良いなと思う配置計画を考えるのは楽しいです
実は、プランニングの段階が1番楽しい作業かも知れませんね(^o^)/

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特別養護老人ホーム 開設支援の依頼

また、地方で社会福祉事業を行っている社会福祉法人から、関東近辺への新規開設の相談がありました

今回は土地はあるのですが、土地勘も無いので行政に折衝するところからの支援をして欲しい、とのこと

土地さえ決まっていればやるべき事は決まっているので、早速行政にアプローチ&ヒアリングです
当然介護計画6期の素案が出てるだけの段階なので具体的な回答は得られませんが、スケジュール感や行政が欲しているエリアはボンヤリと分かります

今日の相談で、久しぶりに小規模型特別養護老人ホームの話が出ました
規模の割には、ある程度のまとまった投資が必要なので、開設後苦しい運営を余儀なくされている法人が多い、と言うのが私個人の見解です。最も、2年くらい前に色々な自治体にヒアリングした時に得た話が元です

数年経った今、少し状況は違うそうです
補助金による収入のみで運営できるよう、コスト意識が変わってきたなぁと思いました

スカイリブでは建築設計をただ行うだけでなく、ランニングコストを抑える提案も一緒に行います
そうすることで、少しでも運営の改善につながれば、と思いながら。

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地鎮祭 【認可保育園】

今日は、認可保育園新築工事の地鎮祭に参加してきました!
生憎の雨でしたが、大降りではなかったのでいつも通りに進みました

今回は、スカイリブとしては僕だけ参加だったので、鍬入れと玉串のお役目がありました
素朴な疑問ですが、なぜ”エイエイ”と鍬入れの瞬間に言うのですかね…

ところで、ざっくりした設計図は出来ているので、これからは細部を詰めていく作業です
設計者として、細部をどれくらい施主様の意向に沿う形に出来るかは、重要なポイントだと思っています
細部に神は宿る、なんていう格言が広告の世界にありますが、その通りだと思います

保育園というのは安全面と運営側の使いやすさ、維持のし易さ、子どもの動線など、色々な要素があります
当然全てを100点満点には出来ないのですが、打ち合わせを重ねて多くの意見をどう上手く反映するか、というところに我々は重きを置いています
以前から、設計事務所と施主様がトラブルになるケースを沢山見てきました
その殆どは、設計者としてのこだわりを前面に出し過ぎることが原因です

ヒアリング能力を磨く
これが、今の設計業界に強く求められていることの一つだと思います

今回のプロジェクトでは概ねヒアリングは終わったので、今後は施工会社に細部を理解してもらえるよう図面や写真を用意して綿密に打ち合わせをしていきます

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入札と近隣説明会【認可保育園】

今週は、調布で進めている保育園の入札と近隣説明会を行いました

入札は、市役所の方同席の上、行いました

入札不調の話もよく耳にする昨今ですが、設計概算を見誤らなければそうそうは起こらないと思っています、私自身は
去年から施工費が急激に上がったから、感覚が追いつかなかった設計事務所が多かっただけだと思います

よほどの大手を相手にする工事は別ですが、保育園の規模感なら全然大丈夫です

さて、その後の近隣説明会。
意外と緊張するのですが、この調布近辺の方々は保育園に対して非常に理解があり、驚くほどスムーズでした
場所によっては反対運動起こって、役所の方々が対応に追われてしまうというケースもたまに聞きます
人口密度の高い23区内は、やはりそういうことが多いです

来週から施工準備のための打ち合わせがはじまります(^o^)/

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エレベーターのランニングコスト 【マンション大規模修繕】

今日は朝から、マンションに対してランニングコスト削減提案されている会社さんと話してきました

その会社の社長は自身でも管理組合の理事長を経験していて、その中で水道光熱費や設備の保守費用の削減方法を身に付けてきたそうです
更にはそんな経験を活かして、エレベーターの保守点検を安く出来るシステムを開発したそうです

それはどんなものでしょうか?
通常、エレベーターの管理は製造メーカーが行います
製造している会社の多くは大手で、日立、東芝、三菱などがあります
ここからがポイントですが、建物を建設する際にエレベーター各社は安い金額でエレベーターを設置します(ゼネコンに安く納品)
それを、保守メンテナンス費用で元を取り、収益を出そうとするわけです
よって、当然高くなるわけです

大手以外にも保守をやってる会社は沢山あり、そちらに頼む方が安くなることが多いです
また、大手会社のエレベーターには機械監視装置が着いていて、故障した箇所が遠隔でも分かるようになっています
その信号を、ある装置を組み込むことで、メーカー以外のメンテナンス会社が受信しても解析保守出来るようにした訳です

今その方が住んでいるマンションは、売買による住民の出入りが激しいそうです
つまり、価値があるので多くの人が売り、またそれを買う人がいるわけです

ランニングコスト削減もお手伝い出来るよう、日々色々な情報にアンテナを張っています‼︎

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