先日、進行中案件の打ち合わせしている時に、福祉施設の構造体に関する体験談を聞きました
去年、既存施設建て替えの時に、初めてお付き合いする設計事務所に設計業務をお願いしたそうです
順調に工事も進み、福祉施設としての認可を実際に申請するところまで来た時、問題が発覚したそうです
それは、図面の構造体が準耐火建築物のロ、となっていていたため、認可申請自体出来なくなったという自体に陥ったそうでず
福祉施設は、基本耐火 もしくは準耐火建築物のイという構造体でなければなりません
それがロ、つまり認可要件を満たさないという事になっていたのです
大慌てで指示を出し、工事を止めて図面見直し、工事の手直しなど…想像するだけで冷汗が止まらないです(笑)
結局工事が1ヶ月遅れたのですが、早めに着工していた為、またイに修正できるギリギリのタイミングでその問題に気が付いたので、何とか大事にならなかったとのこと
審査機関は建築基準法しか見ないので、児童福祉法(認可保育園、児童養護施設)や介護老人法(グループホーム、特別養護老人ホームなど)まではチェックが回らないのでこのような事が時々あるようです
そんな事もあるのか…と思ってしまう事件でした