設計事務所、もとい建築士は、建築に関わる全てを知っていると思っている人達が意外と多い、と感じることが良くあります
設計業務をしていても、工法や工期、建築材料に至るまで、全てを知っていると思われていて、でもそれって設計事務所がそういう”フリ”をすることが原因だと思っています
以前見学した保育園でこんな話を聞きました
入札が終わって施工会社が決まった次の日、施工会社から竣工の時期について相談がありました
通常保育園は4月開園です。建て替えであろうが。
が、竣工は7月になってしまう、という事でした
これは施工会社の責任ではなく、設計側の責任だと私は思っています
ヘタに知ったような事を言い、結局ツケは最後に回ってきてしまうのです
そこを請け負った会社がどう言い逃れしたか分かりませんが、大手の設計事務所の仕事ですらそんな始末。ちょっと呆れてしまいました
餅は餅屋という言葉の通り、ちゃんと役割が分かれているのだから、聞いてしまうのが早くて正確なのです
所謂、士業の悪いところですね、幅広い業界での。
私個人は別の業界出身でこだわり無いので、とにかく聞いて教えてもらいます。
深く追求することも大事ですが、幅広く知ることが大事な時も多々あります
スカイリブでは、収支計画作成からマーケティング、運営法人探しに土地探し、融資先との折衝など、とにかく必要な事は全てやります
そうやって、これまで設計事務所に不満をもってきたお客様のニーズに答えることを理念としています
そんな、初心を思い出すような、他社のケースでした