建築完了検査と消防検査 【認可保育園】

調布市深大寺の引き渡し前の保育園、建築完了検査と消防検査を受けました

まだ園庭やエントランスの工事は途中なので、建物本体のみの検査となりました

通常2F建ての建物は、建物完成時の検査のみで良いのですが、スカイリブでは消防署の中間検査だけ自主的に受けることにしています

後から大きな変更を指示された時に、手直しに掛かる時間とコストが莫大にならないための措置です

結局大きな指摘は無く、残工事分は写真での提出となります

検査自体も重要なのですが、検査をパスしないと保育園の認可が遅れる原因になってしまうので、スピーディーに残工事検査を済ませたいと思っています

あと少し!ラストスパートです(^o^)/



介護事業投資ファンド その2【介護】

今日は、以前介護事業の運営会社に勤めていた開発担当者が、介護事業に特化した不動産投資ファンドに転職したということで、久々に情報交換してきました

その会社の存在は昔から知っていて、全国色々なところで介護事業不動産に対してずっと投資を続けてきたようです

それが、介護事業不動産のREITが生まれたことにより、一気に加速してきた、ということのようです

介護事業といってもあくまで投資対象として見るので、ある一定の規模以上が対象となります

想定以上に人気があるらしく、今後も伸びていきそうな領域なので、私も楽しみな分野です

東京都の検査  【認可保育園】

朝から、明日の東京都の検査に向けた、引き渡し真近の認可保育園の事前チェックをしてきました

朝ということもあり、工事車両で駐車場は一杯でした

まずは先週チェックした修正箇所の確認を行いました

その後、東京都に指摘されそうなところを見て回ります

1つの難関が、避難経路であるバルコニーのフェンスの高さです

都の指導では、足掛かり(足先を引っ掛けてよじ登れそうな起点)からフェンスのトップまでは120センチ以上としています

しかし消防署では、床面からトップの高さは120センチ以下と指導してします

縦割り行政の矛盾がここにあり、最終的には検査官次第です

果たしてどうなるのか…

ドキドキしながら明日の検査を待ちます



安心子ども基金  【認可保育園】

私のようなコンサルタント業務まで行う設計事務所や、保育事業運営法人には馴染みのある、安心子ども基金。

一般には聞かれない単語なので、少し解説します

元々厚生省が待機児童を減らすための資金源として創設した基金で、新設認可保育園には例外なく適用されています

あくまで待機児童解消用基金なので、新設園や定員増の改築に利用されます

補助率もかなり良く、補助対象となる工事費の7/8が補助率です

なので、新設園を作るなら今が一番自己資金を使わずに施設の開発が出来るわけです

改築において定員を増やさない、もしくは単なる一部改修になると、適用されません

4月から中身がこれまでとは変わりますが、基本的な考えや目的は変わらないと思います

なぜこのトピックを選んだかというと、保育園の建築設計をしている設計事務所も、この基金の詳細を知らない事が多いと思ったからです

スカイリブでは、建物のプランニングや確認申請に必要な図面作成だけではなく、お金に関することまで踏み込んで仕事を進めます

この基金を利用するにはどんな要件が必要か、申請に必要な書類の準備、それを盛り込んだ事業資金計画作成など、認可保育園の建替全体の流れを支援する設計業務を行っています



旗竿地での保育園建設 【認可保育園】

朝から、来年 再来年開園に向けた認可保育園の提案ミーティングに参加してきました

そのうちの一つに、旗竿地が含まれており、東京都の安全条例で規制が掛かってきます

幾つかの緩和要件もあるのですが、竿地が20m越えるため、どうしても規制に引っ掛かるとのことでした

ところで、何をもってその土地を旗竿地とするか?

役所で色々と聞いてきました

簡単に言うと、接道部分のいずれかのポイントから真っ直ぐ見て、敷地内に死角がなければ旗竿地ではないという基準のようです

そのため、土地の形状を適当なところでカットして(分筆して)使えば良いと言うことになるのですが、残った土地も要件があり、それもクリアする必要があります

スカイリブでは、設計だけでなく不動産も扱うので、土地の活用を考え、各種法律に適合するかまでトータルで提案します