旗竿地での保育園建設 【認可保育園】

朝から、来年 再来年開園に向けた認可保育園の提案ミーティングに参加してきました

そのうちの一つに、旗竿地が含まれており、東京都の安全条例で規制が掛かってきます

幾つかの緩和要件もあるのですが、竿地が20m越えるため、どうしても規制に引っ掛かるとのことでした

ところで、何をもってその土地を旗竿地とするか?

役所で色々と聞いてきました

簡単に言うと、接道部分のいずれかのポイントから真っ直ぐ見て、敷地内に死角がなければ旗竿地ではないという基準のようです

そのため、土地の形状を適当なところでカットして(分筆して)使えば良いと言うことになるのですが、残った土地も要件があり、それもクリアする必要があります

スカイリブでは、設計だけでなく不動産も扱うので、土地の活用を考え、各種法律に適合するかまでトータルで提案します

 

医療モールのトレンド 【クリニック、医療モール】

今週ブログに載せた医療モールの続きです

全国的に医療モールは増えてるのかどうか?

気になったので調べてみました

全体的には増えていますが、一方で集客に苦労しているモールも出てきてて、場所選びに慎重になってるというのが印象です

あと最近のトレンドとして、病院からの処方箋を待つのではなく介護施設など薬を必要としている方に届けるサービスが急激に増えています

処方箋の枚数を稼ぐには大きい病院に張り付くか、クリニックが密集しているところに出店するか、もしくは届けるかという3種類の戦略に分かれるようです

変わりダネだと、英語対応してくれる調剤薬局というのもありました

この業界、まだまだ変化が続きそうです

病院の売買  【病院】

今日、不動産関係の打ち合わせをしていて、病院を売りたいという法人が幾つかあるという案件を教えてもらいました

病院のM&A、珍しいことではなく、割と多いと思います

スカイリブでも何回か提案したことがあります

原因の大きな理由は大抵2つで、財政難か後継者不在のどちらかです

ある病院では建て替えが必要なくらい老朽化進んでいるのですが、現金が数千万程度の蓄えしかなく、何も出来ないまま今に至るというところもあるとか

クリニックは比較的簡単に開設できますが、ベッドのある病院は総量規制があるので、各自治体で行われる公募を取らないといけません

基本的には新興住宅地など、人口が増えてきた自治体での公募が多いです

以前、給排水設備の更新調査に伺った病院では、建物管理をする役職の方が何回も変わっていて情報が残っていないため、改修による資産価値の変動が出せないというところがありました

病院のM&Aは、当然資産である建物も価格に含まれるため、更新情報がないと目に見える形、つまり取引金額に反映することが難しくなります

い医療福祉事業の運営法人様とお付き合いさせて頂いているスカイリブでは、時々そんな案件が出てきます

 

複合医療の企画  【医療モール】

今日、1年ぶりくらいに連絡を頂いたある土地の地主様がいて、以前から提案していた医療モールの提案を具体的に進めたいとのご連絡でした

駅近なので、飲食なども成立しそうな立地の土地なのですが、テナントがコロコロ変わるより安定して入居続けてくれる業種が良いということで、医療モールの提案という運びになりました

医療モールのメリットは、何と言っても安定感が最大のポイントです

飲食店や物販店舗は入れ替えが激しく、また上層階になるほど空きが出やすいので、駅近といえどリスクはそれなりにあるかと思います

医療モールであれば、クリニックがまとめて一つの建物内に収まっていることが強みになるので、上層階空室リスクはかなり低くなります

御興味ある方は、検討してみても面白い活用方法の一つだと思います



福祉施設と近隣の理解【認可保育園&介護施設】

エリアを問わず、福祉施設を新たに建設する場合、近隣への事前説明が必須となります

福祉施設なので長期にわたり営業を行う事と、利用者は地域の住民ということが主たる理由なのかな、と個人的には考えています

説明会開催は通常、設計事務所の仕事となります

地域によって、福祉施設に対する理解は異なり、特に昔から住んでいる方が少ない地域(つまり都心部や新興住宅が周辺にあるところ)では、理解が得られにくい傾向にあるかな、と思います

理解を求めてもうまくいかない場合、最終的には真摯な姿勢と丁寧な対応しかないのですが、とにかくクレームの内容は多岐に渡ります

4月以降に複数の施設計画があるので、時間のある今のうちから準備をしています

事前の準備がとても大切だな、と思うことが多い業務内容の一つです